台湾で30年以上親しまれている~味味A排骨雞湯麵

おうちで台湾

味丹の味味A 排骨雞湯麵は、台湾で30年以上食べ続けられているインスタントラーメンです。

この味味A 排骨雞湯麵を、ドンキホーテの輸入食品コーナーで見つけ、面白そうなので買って試してみました。

味味A 排骨雞湯麵

台湾で30年以上食べ続けられているインスタント麺で、袋麺とカップ麺があります。味は排骨雞湯、牛肉麺、冬菜鴨肉湯、蒜味肉羹湯、肉骨茶湯と色々そろっていて、中でももっとも有名かつ昔からある味が排骨雞湯麵です。

おそらく、台湾人なら一度は食べたことがあると言っても過言ではないくらい有名な商品です。

台湾では味味A 排骨雞湯麵派と阿Q桶麵派、來一客派のように贔屓にしているインスタント麺に派閥があるそうです。

袋麺の味味A 排骨雞湯麵

調理参考の写真に、どう考えてもそんなに入っていないだろうという肉の画像が使われてます。

日本に輸入する際に貼り付けられた日本語のラベルを剥がしてみると・・・

ここで気づいたことが。

日本用と台湾用で作り方が違う

日本用と台湾用の作り方の差

日本用の作り方では

日本用の作り方
  1. 沸騰した350ccのお湯に麺と添付の小袋を全て入れて、軽くほぐしながら2分間煮込む
  2. 器に盛って食べる

と書かれています。日本の袋麺の一般的な調理方法です。

一方、台湾用の作り方では・・・

台湾用の作り方
  1. 袋を開け、麺を器に入れ、取り出した調味料と調味油を器に開ける
  2. 450ccの熱湯を注ぎ3分待つ
  3. 混ぜて食べる

と書かれていて、これはチキンラーメンやカップ麺方式の調理方法です。

台湾では袋麺もほとんどこの方式らしいです。ガスコンロが無い物件も少なくない台湾では、鍋で湯を沸かして麺を茹でる方式はあまり受け入れられないのかも知れません。

台湾用の作り方で味味A 排骨雞湯麵を作る

せっかくなので台湾式で作ってみました。

袋を開けるとこんな感じです。麺、具材と一緒になった調味油、調味料が入っています。

どう考えてもパッケージ写真のようなお肉たっぷり感はありません。

調味料は・・・グルタミン酸の結晶のようなものが入っています。

お湯を注いでラップでふたをします。本場台湾では皿を使うのだとか。

そして待つこと3分間。さっと混ぜたら完成。

味味A 排骨雞湯麵の味

台湾のインスタント麺の味はどんな感じでしょうか? 日本のインスタント麺には無い、台湾っぽい香りが漂います。

味は・・・こ、これは子供の頃に食べた「ケンちゃんラーメン」の味なんでは!? どこか昔に食べたインスタント麺の味がします。そんなに毎日食べたくなる味ではありません。

成分的にも、あまり頻繁には食べない方が良さそうな感じなので、たまーに台湾を感じたくなったら食べるようにした方が体には良いでしょう。

台湾のインスタント麺には2つの種類が有った

日本ではインスタント麺は「インスタント麺」でまとまっていて、そこに基本的には鍋で作る袋麺、お湯を注げば完成するカップ麺。と分類が分かれています。

台湾では泡麵と乾麵に分かれていて、お湯を注げば食べられるのが泡麵で、鍋で煮ないとならないのが乾麵、乾拌麵。という認識なので、日本の袋麺は泡麵じゃない!というようなすれ違いが発生する可能性があります。

家庭でできる台湾の味

家でも作れる台湾の味を紹介しています。おうちで台湾を試してみてください。

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