中国語では夕食から寝るまでの間に取る軽食のことを”宵夜(Xiāo yè)”と呼んでいます。
食べる事が大好きな台湾人、ホテルによっては夕食時間の終了後に宵夜の時間を設けている場合もあります。
台湾の台東に有るホテルチェーン”康橋大飯店(Kāngqiáo dà fàndiàn) : カインドネスホテル”にて初めてホテルの宵夜を体験したのでまとめてみました。
康橋飯店 : カインドネスホテルとは?
康橋飯店 : カインドネスホテルは主に台湾南部(彰化、台南、高雄、花蓮、台東)に支店が有るホテルチェーンで、台北の周辺への出店はありません。
価格帯としては一泊一万円程度ですが、台湾のホテルは部屋ごとに料金を支払うので二人で泊まるなら一人五千円。かなりお得に感じられるはずです。
ウェルカムドリンクやビジネスセンターが充実いていて、無料の洗濯・乾燥機が有ることから、一般的なビジネスホテルよりも設備が充実しているようです。
カインドネスホテルのHPで宣伝されている通り、アピールポイントの一つとして”宵夜”が挙げられています。カインドネスホテルの宿泊者は無料で宵夜に行けるようです。特設ページを設けているだけあって、これは期待できそう。
チェックイン時に宵夜券を受け取りました。
宵夜は20:00 から 22:30まで提供されているようです。夜が待ち遠しい。
エレベーター内には宵夜のお知らせが掲載されていました。
宵夜の混雑する時間帯は20:00から21:00の間で並ばなければならない事もあるので、21:00以降に食堂に来る事をお勧めします。
とのこと。そんなに皆さん宵夜するんですか!?
宵夜前に少し探検
宵夜開始前にホテル内を少し探検しました。
無料のドリンクコーナーが充実しています。コーヒー、紅茶、緑茶にウーロン茶、冬瓜茶、オレンジジュースもあります。
さらに、こ、これは
杜老爺(Dù lǎoyé) Duroyalのアイスクリームじゃないですか!!台北地下街の盛りの良いアイスクリーム屋さんで食べて以来、密かな杜老爺ファンとしては嬉しい限り。
この日はバニラ、ぶどう、いちご、チョコ、チョコミント、台湾らしく芭樂(グァバ)にマンゴーがありました。
夏の間はソフトクリームまで無料で食べられるようです。
さらに探索を続けるとランドリールームを発見。
6台の洗濯機と乾燥機が並んでいます。洗剤も洗濯機も乾燥機も無料。素晴らしいサービス精神。さすがカインドネスと自分で名乗っているだけはあります。
宵夜に突入
宵夜を楽しむためにほとんど夕食を食べずに20:00を待ち食堂へ向かいます。
そこには”これ普通に夕食時間帯なのでは?”という、寝る前のおやつの常識を覆す驚異の品揃えが待ち構えていました。
茶蛋にハスの葉で包んで蒸したちまき。
ワンタンスープあり。
麺類コーナーあり。ワンタンを持ってきて温めてもらっている人もいました。麺は小麦粉麺、春雨、米麺から選べます。
麺類のトッピング各種に魯肉、ご飯。
フルーツコーナーには柳丁とりんご、小梨が山盛り。小梨は少し好みの分かれる味。
デザート類は愛玉とバジルシード。レモン水とシロップで味付けします。
胡椒餅というか中華パンっぽいもの
ケーキまでありました。(冷凍ものですが)
これらの食べ物が全て宿泊費に込みとなっています。確かに、絶品グルメか?と言われると味は普通です。しかし、色々な台湾の食べ物を少しずつ食べてみたい。何泊かしてホテルから出るのが億劫。というような人にはお勧めです。
ホテルのスタッフも丁寧で気持ちの良い接客をしてくれて、コストパフォーマンスの高いホテルだと思います。
お店情報:
康橋飯店 カインドネスホテル 台東館
住所:台東市中興路一段209巷16號
電話:089-229-226
営業時間:20:00 ~ 22:30 宵夜の時間
日本語対応:パンフレットや案内の表記が日本語
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