台湾中華電信の観光客向けSIM
ここでは電話を使用して操作を行いますが、アプリを使用して簡単に設定することもできます。(2016/03 追記)
成田から台湾に飛ぶほとんどの飛行機が到着する桃園空港には幾つかの電話会社のカウンターがありますが、羽田からの便が多い松山空港にはChunghua Telecom(中華電信)が有るだけ。
中華電信のカウンターでは、観光客向けにデータ通信し放題のプランとしてSIMが売られています。実はこのSIM、普通の如意卡というプリペイドSIMなので使い放題のプランが終了したらチャージし直して使うことができます。しかも、それほどデータ通信をしなければ、空港でお勧めされる使い放題プランよりもお得なプランも選択可能。
中華電信のSIMがリピーター向けな理由
実は、他社のSIMもプリペイドでリチャージすれば何度でも使うことができます。
しかし、中華電信のプリペイドSIMは少しだけお得なのです。それは
電話用の残額が使わなかったデータプランの残量に応じて増える!
あんまり電話しないといっても何かの機会に長電話したり、何だったら日本に国際電話もかけられるので、電話用の残額は多いに越したことはありません。
というわけで、プリペイドSIMカードにリチャージカードで残額を追加して、データ通信量を購入してみました。
リチャージ方法
リチャージするには幾つかの方法があります。
- リチャージカードを買う (儲值卡 : Chú zhí kǎ)
- ネットからリチャージする
- 中華電信の店でリチャージする
- コンビニでリチャージする
店まで行く時間に余裕がない場合は、ネットからチャージするのがベストです。ネットでチャージすれば抽選でプレゼントが当たったりすることもあります。
コンビニでチャージするのも時々キャンペーンをやっていて、飲み物がもらえたり、抽選でiPhoneがもらえたりするようです。
1番のオススメはリチャージカードを買う方法です。リチャージカードはおまけの金額+値引きがあるので、時間に余裕があればこの方法が一番お得でしょう。
リチャージカード(儲值卡)
リチャージカードは使用しているSIMにお金を追加するためのカードです。
今回使用したカードは300 NTD (1200円くらい) で80 NTDのおまけ付き。
台北地下街で買うと280 NTDくらいで買えるらしいです。今回は友人が買値で売ってくれました。
この儲值卡の裏面にはスクラッチで隠された番号が印刷されていて、その番号を自分のSIMに追加すれば380 NTDがSIMにチャージされるという仕組み。
チャージの手段もいくつか存在して、中華電信のカウンターでやってもらうとか、電話するとか、iPhone/Androidならアプリからチャージすることも可能です。
今回はWindows Phoneを使っていたので電話してチャージしてみます。
リチャージする
ネットの接続プランを購入する前に、SIMにチャージする必要が有ります。
方法は
- 携帯から直接 *101*2*スクラッチの番号+# をダイヤルする
- カスタマー音声ダイヤル928に掛けて、音声案内を聞きつつリチャージ
という方法でリチャージ可能です。928に電話した場合、4を押して音声案内の言語を変更することもできます。日本語もあるようですが英語の方が誤訳が少ない気がします。
リチャージ後に現在の残額を確認するには、*101*1# をダイアルするとSMSで残額が送られてきます。
データプランの購入
ほとんど携帯を使わないのであれば、最大60日間有効な1GBプランがお勧めです。これで180 NTD (700円くらい)。使い放題プランだと5日で300 NTDなので、そこらの市場でマンゴーお腹いっぱい食べれるくらいは節約可能。
データプランの購入方法は4つあり
- 539に電話して音声案内に従う
- 928に電話して9を押し、オペレーターに頼む
- 中華電信のカウンターでお願いする
- プリペイド管理アプリから購入する オススメ!
1.の方法で購入してみます。音声案内を英語にして、使い放題プランか通信量購入型プランか選び、通信量100MB/1GBの選択をして最後に再確認で購入可能でした。システムが変わっていなければ、
- 539をダイアルして電話が繋がった後
- 2321 をダイアル
これで購入できるはず。自分のダイアルの記録を見るとそうなっていたので、たぶん大丈夫なはず。
プリペイドSIMはチャージ後に180日間は電話番号が流れない(他にも電話番号の有効期限が延長されました)ので、半年に一度は台湾に行くようなリピーターなら挑戦する価値があると思います。台湾の電話番号を持っていればYouBikeとか登録も簡単。
使い放題プランを空港到着時に購入してしまうよりハードルが高いものの、現地人っぽい気分が味わえるかも。
リチャージカードの入手方法
普通にコンビニ等で買ってもいいですが、台北地下街のインドネシア商店(INDEX)だと少し安く買えます。
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