台湾の台東にある鹿野でパラグライダーに乗ってきた

パラグライダー出発点からの壮観な眺めスポーツ

1. 台東と交通、飛べる場所

パラグライダーは鹿野高台(Lùyě gāotái)という高原にある公園で体験する事ができます。
鹿野は台東県にある郷(行政単位)で、鹿野のある台東県は自然と昔の雰囲気が残る台湾人憧れの田舎なのだそうです。
台東県の中心は台東市。台北からは飛行機で一時間、最近電化された列車だと特急で4時間くらいで到着します。交通費は飛行機を使うと早割でだいたい片道6,000円くらい。列車だと半額以下の2,500円くらい。列車は乗車2週間前から台湾鉄道のページで予約する事ができます。台北-台東の列車はかなり人気があるので競争率が高いらしいです。なので、特に週末の列車については予約可能になったら素早く席を押さえておいたほうが良いと思います。

2.鹿野高台までの行き方

台東から鹿野高台には台灣好行の縱谷鹿野線というバス路線を使っていきました。レンタカーやレンタルバイクを借りるというのは日本人には難易度が高いようです。タクシーを一日貸し切りにするという手もあるそうで、数人ならこの方法が手間がかからず良いかもしれません。

台東からは

  1. 食料や飲み物を購入(鹿野高台にも売店がありますが、いまいち)
  2. 鼎東客運山線總站に行く
  3. 縱谷鹿野線の時刻表を調べる(たぶん時刻表付きパンフレットがあります)
  4. バスに乗る
  5. 運転手さんに終点(鹿野高台)まで。と言って切符を買うたぶん120NTDくらいです
  6. 終点まで乗る
  7. 一応帰りのバスの時間を調べておく

すると、ここらへんまで連れて行ってくれます。

鹿野高台からの眺め

バス停の近くには、商売気のない(やる気のない?)お土産やさんがあります。

3.パラグライダー体験の受付

そこから少し北東(Google mapだと右上のほう)に道を歩いて行くと、飛行傘の受付場所があります。

パラグライダー受付付近

安いほうと高いほう二つコースがあるのですが、その時の気象状態によって片方しか選択肢がない場合も。今回は風があまりなかったので、別の山の頂上から飛ぶ高いほうしか選べませんでした。

支払った金額は2,000NTD(約8,000円)だったので台北から台東までの飛行機よりも高価です。パスポートを見せて、死んでも文句言いません的な書類にサインして支払いをすると三菱デリカに詰め込まれて山の上にある飛行場に連れて行ってくれます。
ここまで日本語ゼロで英語も通じないと思うのでちょっとハードルが高いかも。簡単な中国語か台湾語ができると話が早く進むと思います。

車に乗ってパラグライダーの離陸場所に

飛行場に着いたら準備をして、インストラクターにくくりつけられテイクオフ!とにかくまっすぐ走るとフワッと浮いていました。

飛行中の様子

今回飛行を担当してくれたインストラクターの人は少しだけ日本語が話せる方だったので、日本語中国語のちゃんぽんで結構楽しく飛ぶことができました。

4.飛び終わった後に龍田村で散歩

飛び終わった後は、飛行チケットの半券でコーヒーが一杯無料で飲めるらしいです。コーヒー飲めないのでそのまま退散。高台で遊んだりすると良いかも。
鹿野高台のバス停に着いた時、下に見える地域は龍田村(Lóng tiáncūn)という日本人が作った村だそうです。ちょっと面白そうだったので行ってみることに。
鹿野高台から龍田村への行き方:

  1. 台灣好行のバスで鹿野火車站まで行って鼎東客運山線で龍田國小まで乗る
  2. 台灣好行のバスで崑慈堂(Kūn cí táng)まで乗る

よくわからなかったので1.の方法で行ってみたのですが、2.の方法のほうが確実だとおもいます。

龍田村では自転車を借りてお茶畑やパイナップル畑をみたり、雨宿りついでに寄ったお茶屋さん(阿榮甘仔店)で北海道旅行準備中の台湾人と休暇中のシンガポール人と話し込んだりで結構面白い場所でした。

龍天村のまっすぐな道

というわけで、言葉が少しできると台北以外の場所でもかなり楽しめるので台湾は良いところだと思います。

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