台湾のUBERが終了 ~ さよなら UBER 最後に使ってみた

Uberロゴ乗り物

ライドシェアと配車サービスで有名なUber。個人がUberに登録して他人の車に乗ってタクシーよりも安く移動ができることで爆発的な人気を持っています。
日本では法規制の関係から個人の車両に乗ることはできず、Uberと契約したタクシー会社の車両が配車されるようですが、台湾のUberは個人のUberドライバーが街を走っています(いました)。

台湾でUberが使えなくなる

なぜ”いました”と書いたのかといえば、2017/2/10から台湾Uberは休止状態となり使えなくなってしまうからです。保険、税、既存のタクシー、法規制の観点から個人運転手を使用した事業を続けることができなくなったそうです。この決定は一時的な休止とされているものの、なんとなく再開は無いと思います。再開されたとしても日本と同じように契約しているタクシー会社の車両でのサービスとなりそう。

参考 Uber台湾公式FBページ

台湾でよくUberを使っていた方は、今後はタクシーを使わなければならなくなります。台北でタクシーを使う場合”大都会衛星車隊“か”台灣大車隊“を使うとトラブルが少ないです。

  • 大都会の電話番号は55178 我們一起發に発音が似てるらしい
  • 台湾大車隊の電話番号は55688

台湾でUberを使った時の記録

もう復活しないかもしれないですが、台湾でUberを使うとこんな感じになります。

この時は台北駅から台北松山空港まで乗車してみました。自分の位置と行き先を設定して車を呼ぶとすぐさま付近のドライバーが割り当てられこちらに向かい始めます。

向かっている最中も今どこにいてどれくらいで到着するかがリアルタイムで更新されます。これはとても便利。

車内は全く普通の個人が所有する車です。Uberアプリを動かすために携帯やタブレットを運転席の使いやすい場所にセットしている人が多いです。

乗車中は目的地とその距離、到着予想時間が常に更新されます。運転手のUberアプリにはどの経路を運転したら良いかが表示されます。

運転手の情報も見ることができます。必要以上の個人情報は表示されません。

Uberの配車システムと乗車中の情報表示はとてもよくできていました。また料金についても、ピーク時間には乗車代金が自動的に値上がりするものの、時間によっては通常のタクシーを使った場合に比べて半分以下の料金で乗車することもできました。

各種評論があるのですが、Uberは必要経費(納税、保険、車両への投資、そのほかインフラ)の支払いを上手く逃れ、運転手からも時間に対する支払いという形で密かに搾取している結果、利益を上げていると思います。もう少し既存システムに寄り添う形でこのサービスが再開されるべきでしょう。

[追記]もしかしたら台湾UBERが復活?

もしかしたら台湾UBERが復活するかもしれないというリリースを見つけました。

台湾UBERが復活(でも今までとちょっと違う)するかもにまとめました。

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