台湾の下町三重で羊肉と東南アジアのサテーがなぜか繋がる~蔡家炒羊肉

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新北市三重區

台北市の西側に流れる淡水河を挟んで向かい側にあるのが新北市三重區です。日本人には紛らわしいですが、三重県の三重ではなく三重(Sānchóng)。この地区には小さな町工場が多く、さながら台北の下町といったところ。

台湾南部からの移住者も多く、街には活気があふれています。

そんな台湾の下町でMRT三重國小からすぐ近くにある炒羊肉専門店に行ってみました。

お客さんが引きも切らない炒羊肉店

炒羊肉とは炒めた羊肉(マトン)のことです。台湾では日本ではあまり馴染みのないマトンも割と日常的にで食べられています。

今回訪れたのは蔡家炒羊肉。この辺りには三軒ほど炒羊肉が固まって店を出しています。昔はもっと店が多かったそうです。

どの店も軒先でひたすら羊肉を炒めているのが印象に残ります。オープンキッチンと言えるかもしれません。

二人の店員さんが手際よくオーダーをこなしているキッチン。持ち帰り(外帶)もあるので休むまもなく繁盛しているようです。

強い火力で振られる中華鍋と炒められた羊肉の香り。これは楽しみです。

看板料理は沙茶羊肉(Shā chá yángròu)

沙茶醬という調味料で味付けしているのが沙茶羊肉です。Wikipediaによれば沙茶醬は元々中国南部の潮州周辺から香港、マレーシア、インドネシア、台湾等に広がった調味料で、インドネシア、マレーシア周辺ではサテーのタレ(Satay source)に変化して行ったようです。

沙茶醬の作り方は地域によって異なるのですが、台湾ではヒラメやエビを多く使い、ニンニク、ゴマ、唐辛子、スパイス類で作られ、サテーのタレのようにピーナツは入っていません。

注文は直接伝えることもできますが、菜單で書いて注文することもできますよ。

メニューの左には「お酒を持ち込む場合は持ち込み料をいただきます。」と書いてありますので、注意しましょう。ビールは店内でも買えます。

何を注文するかといえば、やはり看板料理の沙茶羊肉を頼まずにはいられないでしょう。別の人が持ち帰りで注文していた蚵仔酥(台湾風牡蠣の唐揚げ)がとても美味しそうだったので今度注文します。

 シャキシャキ空心菜としっかり味付けされた羊肉

席から料理を作る様子を眺めているとあっという間に料理が運ばれてきます。キビキビ動く料理人はみていて飽きないですね。

炒めた空芯菜の上に乗せられた沙茶羊肉。これが不味いわけないでしょう!

沙茶と醤油ベースの少し濃いめの味付けの羊肉はきっとご飯やお酒が進んで仕方がないはず。空芯菜はシャキシャキです。

あっという間に平らげてお店を後にしました。

お腹が空いている場合は炒羊肉麵(羊肉の焼きそば)という手もありですね。

お店情報:

住所:新北市三重區文化北路234號

HP/FB:新北市の観光案内ページ

営業時間:16:00 ~ 翌朝 1:00

日本語対応:不可