2022年コロナ禍の台北松山空港とラウンジ

台湾北部

諸事情により、2022年7月から1ヶ月半あまり台湾へ行ってきました。

羽田ー松山便を使用したので、帰りの台北松山空港がどうなっていたかご紹介します。

日本帰国の準備

2022年9月7日以降は、条件を充たすワクチンを3回以上接種済みの場合は出発72時間前以内のPCR検査が不要となっています(未接種の場合や条件を充たさないワクチンを接種されている場合は従来通り入国前に陰性証明書を取得する必要があります)。【ご参考】厚生労働省サイト:水際対策

https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000802.html

2022年9月7日以降、日本政府が認定するワクチンを3回以上接種済みの場合は、出発前のPCR検査が不要となりました。

台湾政府発行のワクチン証明書でも、日本政府が認定するワクチン(2022年9月現在台湾国産の高端ワクチン意外)であれば、3回以上の接種記録をMySOSからアップロードすることでファストトラックとPCR検査免除を受けることができました。

MySOSの画面が青色となっていることを確認して、空港へ向かいました。

台北松山空港に到着

到着時は、PCR検査完了後に慌ただしく防疫タクシーへ乗り込み空港を離れたため、空港の様子を確認する暇がありませんでした。

帰国便は特に検査など無いため、散策をすることができます。

かつての賑わいはどこへ・・・

外部から見ると、到着出口の周辺に防疫タクシーが停まっているのみで車がまばらです。空港内ぶに進むと、国際線出発ロビーは閑散として以前の賑わいは全く消え去ってしまっていました。

空港内の店もかなり営業停止か閉店してしまっていました。1階のセブンイレブンと滷味などを売っている店、2階出国検査前のスタバと何かしか営業していませんでした。

ANAのカウンターでは、以前と同じくEVAの係員がチェックインをしてくれます。MySOSが青画面だと特に待たされることもなく荷物の預け入れ、チェックインが完了しました。

台北松山空港の航空会社ラウンジ

出発する旅客がまばらなため、手荷物検査、出国検査も行列ゼロで検査が完了しました。桃園空港だともう少し行列ができたりするのかもしれませんが、松山は国際便の出発が少ないため余裕があります。

出国審査を抜けて左側の位置と、外観は以前と変わらず。

ラウンジに入ると、係員が「食事はお弁当になります」「牛肉は食べられますか?」と日本語で聞いてくれます。この日はお弁当と、スープとして牛肉湯、果物が提供されました。

以前ビュッフェコーナーだった場所には、スナックと焼き芋が置いてありました。

蒸し器があった場所は蒸籠の蓋だけが埃除けのためか置かれていました。中身を見ても何も入っていません。あとはドリンク類の冷蔵庫が左右に置かれています。

焼き芋とコーラを取り席に戻ってしばらくすると、お弁当が運ばれてきました。

この日のお弁当は

  • 滷肉飯 滷蛋
  • 滷排骨
  • 卵焼き、キャベツ、ミニトマト、ブロッコリー
  • 鯖の塩焼き、枝豆
  • 焼売、小籠包
  • グァバ、ミニトマト
  • 牛肉湯

ミニトマト押し?小籠包は義美の冷凍食品的な物、焼売は以前ラウンジで蒸し立てで提供していたものと同じものでした。

牛肉湯は、大きな肉が2個。温かいスープが染みます。台湾最後の食事としてはちょっと寂しいものの、台湾っぽいお弁当でした。

ラウンジ内は数名しかおらず、席はあまりまくっている状態。いつになったら以前の賑わいが戻ってくるのでしょうか?

出発ゲート付近もガラガラ

いくつかの免税店は営業していましたが、閉まっている店もかなりありました。そして、円安のおかげでどれもこれも値段が結構いい感じになっています。入国制限が緩和されても、しばらくは買い物需要は厳しいかもしれません。

出発便があるゲート付近は人がいますが、他の場所はほぼ無人となっています。今なら空港独り占めの気分が味わえます。

飛行機を見ていたら。

EVAの機体のはるか奥にFATのMD-80を発見。会社が潰れて競売にかけられたものの買い手がつかず、松山空港に2年余り放置されているようです。今更買う人もいないような。どこかの博物館に収蔵するとか?

アメリカなど数カ国に対してはビザ免除が再開されたものの、1日の入国可能数には制限があり、さらに日本など台湾の周辺にある国とはビザ免除停止されたままです。周辺国とのビザ免除が再開され、隔離日数が緩和されない限り台湾に観光客は戻ってこないのかもしれません。

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