台湾で一家に一台以上普及している調理器「電鍋」。その最大の特徴は計量カップ1杯の水さえ入れれば大抵の場合は何でも熱々ホカホカになってしまうこと。
しかも20分くらいして調理が終わったら勝手に電源が切れてくれる。
電鍋ってなんなんだ?という記事はこちら。
調理時間は電子レンジやコンロに比べれば長めになるものの、待ち時間に火加減などを気にせずに何かできるのは大変ありがたい。
説明書には素材や量に応じで適宜水の量を加減して・・・というように書かれていますが、水を計量カップ一杯(200cc)入れればOK。細かいことは気にしない。
日本で売っている電鍋にはMサイズとLサイズがあるのですが、特別な事情がない限りLサイズを買っておいたほうが幸せになれます。大きいは正義。
色々温めてみたので結果をまとめてみました。
冷凍カレー+ご飯+じゃがいも
圧力鍋でカレーを作るとじゃがいもがデロデロに溶けて無くなってしまうので、後からじゃがいもを追加したい!という時に便利。
電鍋に水カップ1杯入れて、プレートをセット。耐熱容器に入れた作り置きの冷凍カレー、ご飯、じゃがいもを投入してスイッチポン。
はい完成。
疲れて何もする気が起きない時におすすめ。
肉じゃが+ご飯
冷蔵庫の残り物を一気に温めたい場合にどうでしょう。
水をカップ1杯。スイッチポンで食べられます。
冷凍カレー+冷凍ご飯+冷凍ご飯
冷凍ご飯はZiplocのご飯コンテナーを使うと、一膳分がさっと冷凍保存できて何気に便利です。
そんなご飯コンテナーの冷凍ご飯とカレーを同時に温めたいんだけどどうしたらいいの? 助けて台湾人〜!! (のび太君風に)
台湾人:「ステンレス箸!!」(ドラえもん風で)
そうです。ステンレス箸を使って隙間を作り温めたいものを重ねれば、蒸気がうまく回ってくれて良い感じに温まります。
台湾では誰でも知ってる小技だそうです。
こんな感じで橋渡し
計量カップ1杯の水でOK。
冷凍肉じゃが+冷凍ご飯
じゃがいもを冷凍すると粉っぽくなって美味しくないのですが、面倒なので何でも冷凍にしてしまいます。
おかずとご飯がいっぺんに温められて便利。
チキンのトマト煮+ヒジキの煮物
これは温めではなくて調理。
材料を混ぜてカップ1杯の水を入れてスイッチポン。
ステンレス箸で足場を作るといい感じにできます。
冷凍カレー+冷凍うどん
普通に電子レンジでカレー温めて、うどんは鍋で解凍しても良いんじゃないか?とは思いますが、こういう事も出来るよということで。
麺が少しのびのびになってしまうので、コシを求める人には不向きかも。
謎のスープ+冷凍ご飯
電鍋なら汁物とご飯の温めもできます。
適当にスープっぽい具を入れて中華だし、醤油、酒を足したスープっぽい何か+冷凍ご飯。
乾燥麺+具材
何となくあんかけ焼きそばをイメージして、こんなのが一気にできたら便利そうだなと思い挑戦。
これはあまりよろしくない結果でした。普通に鍋とフライパンで作った方が美味しい。
昔のオーブンレンジの「こんな料理もできます」として無理やり焼きそばとか作っちゃうレシピに通じるものが。
台湾の麺はほとんどコシが無いので、ふやけまくっててもまあ良いか。という感じ。
Lサイズの電鍋なんて必要ないんじゃ?と思っていた時期もありましたが、今はもう少し大きいのでも良いかも?と感じている次第。
Amazonに公式ショップがオープン
今までYahoo!ショッピングだけだった公式大同電鍋ショップがAmazonにもオープンしました。Amazonでも各色揃って購入することができるようになりました。
これは嬉しい。
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