台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回はお店で何個欲しいか伝える方法を練習しました。
第3回目にお届けするのはこちら
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Lǎobǎn, wǒ yào zhège yīgè. Xièxiè!!
Zhège méiyǒu bùhǎoyìsi
店長、これちょうだい。一個ね。ありがと!!
これね。無いんだよ。ごめんね。
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
どんな時に使えますか?
早餐店でたくさんあるメニューの中からチャレンジして見たい食べ物を見つけ、なんとか指差しでそれを一個欲しい!と伝えることができました。
でも時には目当ての物が売り切れてなかったりすることもあるでしょう。
きっと老闆はこんな様に言ってくるはずです。
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
這個 (zhège)
これはかなり有用な単語です!!他の単語を喋らなくても指をさしながら這個這個と言えばだいたい欲しいものは手に入ります。
沒有 (méiyǒu)
今回のキーワードです。
存在が無い場合にこう言います。没は日本語でもそれが無い事を示しますね。没個性、没頭、没常識。
不好意思 (bùhǎoyìsi)
ごめんなさいね。と言う意味です。
同じ様な謝る言葉に對不起がありますが、不好意思は相手に直接的な被害や危害を加えてない場合に使われる事が多いと思います。
例えば、手前から歩いてきた人の行く手を遮ってしまった場合は”不好意思”で、その際に相手に接触してしまった場合には”對不起”となります。相手が気分を害している様だったら”對不起”になるかと。
忙しい老闆の場合、”沒有”だけで終わってしまう場合もあるかもしれません。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
自分が欲しい商品を指差しながら言ってみましょう。
中文
あなた:老闆,我要這個。一個!謝謝
老闆:這個沒有了。不好意思。
日本語
あなた:店長、これちょうだい。一個!ありがと
老闆:これ無いよ。ごめんね。
せっかく欲しいものを注文したのに残念ながら売り切れてしまっていたとは。ではその場合には他の物なら有るかもしれません。老闆に聞いてみましょうか?
詳細はまた次回に解説しますよ。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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