台湾を旅行する際に簡単な中国語を覚えておけば、現地の人とのコミュニケーションもスムーズになってより一層楽しめるはずです。
前回はお店で近くの人が食べている物と同じのをくださいと伝える方法を練習しました。
第11回目にお届けするのはこちら
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(Yào bùyào là? Bùyào là. Xièxiè)
辛いの要る? 辛いの要りません。ありがと!!
*PC版だと音声再生ボタンが表示されます。スマホの場合はリンクをクリックしてGoogle翻訳の発音を再生してみてください。
どんな時に使えますか?
甘めの味付けが多い台湾料理。でも時には辛めの味付けにしたい場合があります。辛い味付けにできる店では注文時に聞かれるのが、「辛いの要る?」というフレーズです。
思いつくだけでも聞かれたことのある食べ物をあげてみると・・・
- 鐵板燒
- 卡拉雞
- 飯糰
- 蔥餅,蛋餅
- 滷味
- 屋台の小籠包
- 麵線
まだまだあるはずです。
単語の説明
それぞれの単語を少し詳しく説明していきましょう。
要不要 (Yào bùyào)
肯定と否定を続けて並べることで疑問文になります = 反復疑問文。
要(肯定) + 不要(否定) = 要るの?要らないの?
他にもよく使われるのが
- 是不是 = でしょう?
- 對不對 = 合ってるでしょう?
- 好不好 = 良い悪い?
- 行不行 = できるできない
などあります。
辣 (là)
辛い。唐辛子系の辛さでもわさび系でも同じように辣ですね。辣椒,辣妹,辣辣。
辛さを伝えたい場合にも色々表現があるのですが、不要辣,辣一點,要辣くらい覚えておけば困る事はありません。
- 完全不要辣 (Wánquán bùyào là) = 絶対辛いの要らない
- 不要辣 (Bùyào là) = 辛いの要らない
- 辣一點 (Là yīdiǎn) = ちょっと辛くして
- 要辣 (Yào là) = 辛くして
- 要超級辣 (Yào chāojí là) = めちゃ辛くして
要 (yào)
これも日本語の漢字の通り。必要です。という意味になります。発音も音読みと似ていますね。
要ります。要ります。
謝謝 (Xièxiè)
この言葉は大事ですよ。
お礼の言葉です。何か頼みごとをしたら最後に謝謝と付け加えます。
会話の例
最後に会話例をまとめてみます。どんな返事が返ってくるでしょうか?
聞かれたら即答できるようにしてみましょう。
中文
あなた:老闆,我要豬肉(鐵板燒)
老闆:好啊,要不要辣?
あなた:不要辣。謝謝。 (或是) 要辣。謝謝。
老闆:好啊。請等一下喔。
日本語
あなた:店長、この豚肉(鉄板焼き)ください
老闆:はいよ。辛いの要る?
あなた:辛いの要らない。ありがとう。 (or) 辛いの要る。ありがとう。
老闆:はいよ。ちょっと待ってねー。
これで辛さの調整はバッチリですね!では予め辛いか辛くないか尋ねるにはどうすれば良いでしょう? 反復疑問文で尋ねる事ができますよ!詳細は次回にお伝えします。
もっと中国語を勉強したい方にお勧め
実際に購入しました。テキストは簡体字で大陸寄りの発音ですが初級から中級までを全てカバーしています。NHKテレビ中国語会話「ときめきの上海」を再構成した内容で、色々安い教材を細々購入するより、この本一冊をガッツリ勉強した方が効果的でした。
台湾華語を学ぶ場合はこのシリーズが良いです。台湾の多くの語学学校や大学の言語中心で使われている教科書なので、もし短期で台湾に留学したときにも同じ教科書が使われている可能性が高いです。テキストは中国語と英語が使用されているので、英語がある程度できる必要があります。
自習する場合は3巻くらいまで終わらせて、あとはニュース記事を読んだり興味のある記事をネットで探して勉強するという方法に切り替えると良いかもしれません。
こちらも台湾華語の教科書シリーズです。このシリーズも語学学校で使われることが多く、以前に一週間の短期で語学学校に通った時は最初のレベル分けテストで第二巻を渡されました。1~6までのレベルがありテキストは中国語と英語で書かれています。
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