台北の松山空港は日本からだと羽田線が主に発着している空港で、市中心部に有るため気軽に訪れることができる場所です。
その台北松山空港の西側には”飛機巷(Fēijī xiàng) = 飛行機通り” という飛行機を間近に見ることができる絶景スポットがあります。
飛機巷(Fēijī xiàng)への行き方
一番近いMRT文湖線駅は中山國中駅ですが、少し離れています。
歩けない距離ではないので、榮星花園や民族東路410巷あたりの路上市をひやかしながら散策しつつ訪れるのもいいでしょう。
バスを使用する場合は臺北漁市のバス停で降りるのが最も近いのですが、49番のバスしか停車しません。49番のバスを使う場合は停車案内によればMRT行天宮から乗車するのがわかりやすいと思います。
次々と離発着する飛行機に興奮
実際に訪れると平日にもかかわらず多くの人が飛行機を見に集まっていました。
写真のように、もうすぐに手が届きそうな場所を飛行機が飛んでいきます!!
松山空港は東風のことが多く、向かい風で離発着できる空港の西側では着陸間際と、離陸開始を見ることができます。
EVA Air A330。客室内の通路が二列有るワイドボディー機の離陸時にはエンジンからのものすごい風圧を体験することもできます。
JAL B767
Uni Air ATR 72-600
特別な望遠レンズ付きのカメラを使うことなく、普通の携帯のカメラでこんなに間近に飛行機が撮影できるんです!!大興奮!
熱心の航空機ファンのおじさんがもうすぐXXって飛行機が着くよとか声をかけたり、写真をとったりしてくれました。
そして、松山空港にはEVA Air とその子会社のUni Airが所有するデコレーション飛行機が発着しています。
Eva Air サンリオのキティジェットに・・・
Uni Airの国内線バッドバツマル飛行機。
また、日本にはほとんど就航していない航空会社の機体もいくつか見ることができます。
遠東航空 MD-82
もうすぐ立ち入り禁止に!?
そんな素敵な飛行機観察スポット飛機巷なのですが、2018年には、航空機の安全を確保するために立ち入り禁止になってしまうようです。
飛機巷不能站了! 松機圍牆將外移120公尺(飛行機通りに立てなくなる!立ち入り禁止区域の120m拡大)
松山「飛機巷」掰掰… 濱江180巷將列禁區(バイバイ松山空港の飛行機通り… 濱江180巷が立ち入り禁止領域に)
なるほど、何か物を投げたら簡単に飛行機にあたってしまいそうなこの近さなので、立入禁止にするのも納得してしまうのですが、普段間近で見ることができない飛んでいる飛行機を見られる貴重なスポット、なんとか続いてほしいものです。
2018年11月に立ち入り禁止となる報道が
着陸灯などの整備をするために土地の収用を終了し、2018年11月から工事に入るという報道がありました。
国際的な安全基準を満たすために、現在の位置から70-80m離れたところに高さ2-3メートルの壁を建設するとのこと。
2018年の年が松山空港の飛行機通りを訪れる最後のチャンスになります。
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