日本や台湾に関わらず美容院に行った時、店では待ち時間やカットの最中に様々な雑誌を読むことができます。美容院はその店のセンスで揃える雑誌を選んでいますが、大抵はファッションやグルメ、旅行雑誌が多いのではないでしょうか。
ある日、日本の美容院へ行ったところiPadで電子雑誌を読むことができました。iPadならページをめくっても誰かの髪の毛が落ちてくることもなく、水滴でシワになった紙面を読まなければならない事もありません。雑誌の種類は普通の店では買い揃えることができないほどの種類を揃えることができます。さらに読み終わったら新しい雑誌を持ってきてくれるように店員さんにお願いして申し訳ない気持ちになる事もありません。
この記事はKono電子雑誌のPR記事です。
日本にいても台湾の雑誌を読みたい
このように美容院で体験したiPadで読む電子雑誌は多くのメリットがあるものの、一つ問題があります。それは・・・
「日本では台湾の雑誌を気軽に読むことができない!!」
そうです。日本にある Amazon kindle unlimited や楽天マガジンのような日本で展開されている電子雑誌サービスでは、一部の英語雑誌をのぞいて日本の雑誌しか読むことができません。どれだけ日本語を勉強したとしてもやはり母語の中国語、しかも繁体字で書かれた雑誌の方読みやすく、台湾の最新情報を知るためにも台湾の雑誌を読みたいものです。
Kono電子雑誌との出会い
新型肺炎が流行する前なら台湾に帰った際に現地で雑誌を買うこともできました。でも、最近は台湾に帰ることもそう簡単ではなく、台湾から雑誌を買って送ってもらうにもそれなりの送料がかかってしまいます。なんとかして台湾の雑誌を読む方法がないか探してみました。
インターネットのSNSや掲示板では、在日台湾人がどうすれば日本で台湾の雑誌を読むことができるか、どのサービスなら日本からも使用することができるか話し合っていました。その中で多くの在日台湾人がKono 電子雑誌を勧めていました。
ネットで調べてみたところ、初回は14日間無料のお試し期間があるとの事なので早速iPadにダウンロードして使ってみました。
Kono電子雑誌で読んでみた中でお気に入りの雑誌
実際に使用してみて気に入った雑誌をいくつかあげて行きたいと思います。
ライブ互動日本語
日本語能力検定3級程度をターゲットにした日本語学習雑誌で、文章ごとに必要な日本語のレベルが示されていて、漢字には全てひらがなが振られています。特筆すべきは閲覧画面から呼び出せる文章の朗読が付いている事です。日本で地域で開催されている無料の日本語教室に参加した時、基本的な文法の学習以外にも、日本の文化や口語、生活の中で使われる単語を理解するため多くの時間を必要としました。ライブ互動日本語はこれらの勉強をする際に最適な副教材となるでしょう。冬の暮らし、季節ごとの行事、夏の花火、日本人の食生活などライブ互動日本語で取り上げられる基礎単語は、参加した日本語クラスや日本での生活にとても役に立っています。
Hi!JAPAN 日語學習雜誌
ライブ互動日本語に比べてこの雑誌は感じが少し多く、扱っている内容も難しいですが、日本の慣用句、流行語、専門用語、仕事関係などを学ぶことができます。この雑誌も文章の朗読機能があるのですが、読み上げているのが日本人なのでネイティブスピーカーの発音を真似ることで一層日本語の勉強がはかどります。
英語學習
Kono電子雑誌では多くの英語学習雑誌を読むことができます。
日本で暮らしていくなら英語は不要と思うかもしれません。でも英語はできるけれどもあまり日本語が得意ではない外国人によく出会うことがあります。日本人の社会に溶け込むのはなかなか難しいので、気がついたら外国人の友人の方が多くなっていたなんて事もあるかもしれません。そんな時には英語の能力がとても大事になります。CNNやBBCのような英語のニュースやYouTube以外にも英語の雑誌から最新の単語や用語を学ぶだけでなく、英語学習雑誌を使ってより深く学ぶことができます。Kono電子雑誌なら紙面から直接文章の読み上げや単語の発音、辞書の確認をすることができます。夫婦で色々な記事を数ページずつ読んでお互いに英語で質問しあったり、練習しています。
康軒學習雜誌
表紙に「世界を知るために最適な子供用の読書のための雑誌」とキャッチフレーズが書かれているようにこど向けの学習雑誌です。雑誌の文章にはㄅㄆㄇㄈ注音符号が書いてあるので、子供だけでなく中国語を勉強中の人にも最適です。動物、文化、生活など内容も豊富なため、子供がいるようなら表紙のキャッチフレーズのとおり子供と一緒に知識を深めることができます。
華文館の旅行、グルメ雑誌
この種類の雑誌はよく読んでいるジャンルです。日本、香港、台湾はもちろん世界各国の流行を中国語で紹介しています。中でもJapan walkerや料理台湾はよく読みます。Kono電子雑誌アプリの中の「お気に入り(我的收藏)」機能で保存しておけば、いざ出かけようとした時に保存済みリストから必要な情報をさっと取り出し、読むことができます。
日韓館の旅行、グルメ雑誌
日本で暮らしてみてわかったのですが、日本は四季がはっきりと別れていて、野菜や果物にも旬の時期があるということです。台湾なら一年中同じような物を食べるのは難しくありません。しかし、日本では季節毎に採れる野菜の種類が変わるので料理の内容や調理法も変わってきます。よく読むオレンジページには旬の食材の紹介コーナーがあり、その季節の食材、日本で手に入る調味料、作り方が載っています。台湾から多くの料理本を持ってきても、日本で台湾の食材や調味料を手に入れるのは少し大変です。Kono電子雑誌の日韓館内で読むことができる雑誌で今の季節の事情を知ることができるのはとても便利です。ただし、日韓館内の雑誌には読むことのできる期間が決まっているものもあります。自分で試してみたい料理や行ってみたい場所の記事がある場合は、ダウンロードして保存すると良いでしょう。
日本在住でKono電子雑誌を選んだ4大理由
何と言ってもKono電子雑誌は日本のApple ID でも使用できるということでしょう。
海外のサービスでは価格差や契約の関係から、App Storeでアプリがダウンロードできなかったり、料金の支払いができない場合があります。その点Kono電子雑誌は日本で作ったApple ID でも使用できます。そのほかにも次のような理由があります。
1. 簡単でわかりやすく機能が豊富
Kono電子雑誌のアプリを開くとまず目に飛び込んでくるのが「人気の雑誌(熱門雜誌)」です。経済、財テクから噂話まで、Kono電子雑誌を30分ほど読むと自動的に気に入りそうなテーマを選んで表示してくれます。普段は自分では進んで読まないようなテーマも社会の流れを追えたり、台湾の事情にひどく疎くなることもありません。
「お気に入り(我的關注)」も欠かすことが出来ない機能です。気に入った雑誌のハートマークをつけてお気に入りに登録するだけで、雑誌の種類にかかわらず「お気に入り」に表示されるので探す手間も省け、自分がいつも読んでいる雑誌をさっと選ぶことが出来ます。
雑誌内にも便利機能
雑誌を読んでいる際に使える機能も便利です。ブックマークや目次をすぐに呼び出すことが出来ます。
- ブックマーク機能:もう一度読みたい記事や保存したい記事があったら1番のアイコンを押してブックマーク機能で保存できます。後から簡単に読みたい記事を見つけることが出来ます。
- 2ページ同時表示機能:雑誌は本来2ページ同時に開いて読むことができるものです。Kono電子雑誌は標準で画面サイズの関係で1ページしか表示されていませんが、このアイコンを押すことで2ページ見開きで表示できます。こうすれば図表が半分に切れてしまうこともなく読むことが出来ます。表示が小さくなってもKono電子雑誌アプリは拡大表示もできるので問題ありません。
- 目次機能:目次をいつでも表示させることができるので、読みたいテーマに移動するのが簡単でよく使っています。
ダウンロード機能も使える
「ダウンロード機能(離線下載)」が有るので、家を出る前に読みたい雑誌をあらかじめダウンロードしておけばパケット代を気にすることなく外出先で雑誌を読むことが出来ます。
アプリの設計が良いので、初めて使っても豊富な機能を簡単に使いこなせ、読みたい雑誌を探すのに手間がかかりません。これらの機能は語学学習にもとても助かります。
2. 雑誌の種類が豊富
Kono電子雑誌アプリでは300種類以上の雑誌を読むことが出来ます。雑誌の言語も繁体字の中国語(台湾、香港)、英語、日本語、韓国語とあり、お気に入りの語学学習雑誌以外にも流行、経済、旅行、サイエンス、グルメ、親子向け、インテリアなどなんでもあります。Kono電子雑誌は月極めで読み放題なので時間があるときに普段は読まない雑誌から意外な収穫が得られるかもしれません。
3. コスパが良い!
Kono電子雑誌は太っ腹なので14日間のお試し期間を設定してくれています。会員登録には電子メールの登録のみで使い始めることができ、さらに招待コードを使えば、招待した人も招待された人も両方ともお試し期間が7日間追加され、トータルで21日間も無料で使うことができるのです!
招待コードがない場合はこのリンクを使うと試読期間が1週間追加され、トータル3週間(21日間)試用可能になります。
気に入ったら利用料金を払うことで使い続けることが出来ます。料金はかなりリーズナブル。
今の所、Kono電子雑誌は1年間で44.99ドル(1ヶ月3.7ドル = 380円程度)、台湾ドルなら100ドルちょっとです。これは台湾で英語学習雑誌を1冊買うのとほとんど変わらない価格です。この金額で15種類の語学学習雑誌が初級から上級レベルまでよりどりみどりです。さらにバックナンバーも読むことができるようになっているので買い逃してしまう心配も不要です。
少し割引率が下がってしまいますが、利用料金は年払いの他にも半年払いや月払いも選ぶことができます。とりあえず半年だけという契約も選ぶことが出来ます。
4. 断捨離で部屋のスペースアップ、掃除も簡単に
台湾に帰るたびに本をいくつか持ち帰ってきます。でも読み終わったあとはどうでしょう?日本の家は小さいので収納スペースが不足しがちです。そこにさらに雑誌も定期購読するとなると・・・。毎回台湾の実家に戻ると、おそらく二度と開くことはない高校生のころに買った英語の雑誌を見ることになります。語学学習雑誌には有効期限はないのですが、付属のCDを保管するのは面倒で、さらに古い本を開いた時に埃っぽい匂いがするともう一度本を開いて勉強する気がうせてしまいます。
Kono電子雑誌アプリを使うことで、いつでも好きな時にバックナンバーを読むことができるようになり、お気に入り機能を使うことでいつでもブックマークした記事を呼び出すことができます。私は片づけた苦手なので、モノがあふれて毎日断捨離しなきゃ!と思うこともなくなります。
アプリをダウンロードすれば、いつも読んでいる台湾の雑誌を友達に頼んで買っておいてもらう必要もなくなり、部屋の片付けも必要なくなるので良いことだらけです。
改善してほしいこと
- 雑誌のテーマはたくさんありますが、すべての雑誌が完全版というわけではありません。例えば袋とじ部分が読めなかったり、雑誌によってはおすすめの記事だけ抜粋された「精選」版となっています。
- キーワードから検索してくれる機能は優秀なのですが、対象が全ての豊富なバックナンバーから検索するために検索結果が出てくるのが遅いです。
- 雑誌を閉じる操作が時々正常に動作しない。軽くページ内をタップして、表示されるメニューの中から「<」アイコンをタップすれば雑誌を閉じることができます。ただし、時々タップの感度が敏感でページ送りやページ戻りになってしまうことがあるので注意が必要です。なれれば大体間違いなく操作可能です。
私のKono電子雑誌の使い方
電車通勤時のお供に
日本の都市部の通勤時間はとてもながく、ある調査によれば平均1時間程度となっているようです。毎日必要となるこの通勤時間をスマホを使って雑誌を読む時間に変えることが出来ます。
写真を多く使っている雑誌は通信容量を必要としますが、Kono電子雑誌なら事前に家のWiFiを使って読みたい雑誌をダウンロードしておけばパケット容量を消費することなく最新の雑誌を電車の中で読むことが出来ます。
さらに電車内で語学学習をしたい場合には次に紹介するリーディングモードと読み上げ機能を使うと便利です。語学学習をしなくても読み上げ機能は、スマホを手に取る余裕さえないぎゅうぎゅう詰めの電車内で記事を聞くという使い方にも役に立ちます。
騒音の多い電車内では、ノイズキャンセリングイヤホンと組み合わせて使うと便利です。
語学学習の教材として使う
Kono電子雑誌アプリにはリーディングモードと記事の読み上げ機能という、英語や日本語、そのほかの言語の学習に最適な機能があるのでとても気に入って使用しています。
4番の眼鏡アイコンを押すとリーディングモードになり、文章のみが表示されるようになります。
このリーディングモードでは文章を選択して読み上げる機能も使うことができ、発音がわからない単語も辞書を調べる必要がありません。ただし、読み上げは音声合成なので少し発音が不自然になる場合もあります。
5番のフォルダアイコンを押すと、紙面を表示しつつ読み上げをしてくれます。日本語学習雑誌などいくつかの雑誌では、ネイティブのナレーターが記事の内容を読み上げてくれるので、本物の発音を聞きながら本文を確認することで学習が効果的におこなえます。
学生時代は語学学習の書籍を購入してもCDが付属していないものがありました。発音やリスニングを勉強するためにはさらに別売のCDを購入しなければならなかったのです。CDを買っても書籍の内容に合わせていちいち再生するトラックを選択する必要がありとても面倒でした。
でもKono電子雑誌アプリなら紙面から直接音声を再生することができるので、わずらわしさから解放されます!
まとめ
Kono電子雑誌アプリを使ってみてとっても満足できました。日本にいても、そのほかの外国にいても中国語の雑誌が読めるなんて最高です。皆さんにお勧めします。
Kono電子雑誌アプリのページからインストールすることが出来ます。
液晶画面の中の小さな文字を読むのは、私のような電子書籍初心者には慣れていないので疲れてしまうかもしれません。そんな人にはまず電子雑誌から始めてみるとよいかもしれません。まず画像を見て、興味を惹かれる内容が有ったら詳細を文字を拡大して読むというような使い方をすればあまり疲れることはないでしょう。
台湾国外に住んでいる人が台湾の最新情報を手に入れたいときには、雑誌が良い方法だと思います。書籍に比べて雑誌なら情報も早く、信頼のおける出版社ならネット上のよくわからない文章よりは信頼が置けるでしょう。
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