雲林県の牛の楽園テーマパーク的ベーカリーで臭豆腐バーガー~千巧谷 Chan Chau Ku 牛樂園

千巧谷の牛が壁を登るオブジェグルメ

台湾の雲林県には、牛の楽園をテーマにしたベーカリーがあります。

ベーカリーが牛の楽園? さらにそこでは臭豆腐バーガーを売っているらしい。

その謎の企業が千巧谷烘焙工場(Qiān qiǎo gǔ hōngbèi gōngchǎng)なのです。

千巧谷烘焙工場とは?

大陸式のピンインではQiān qiǎo gǔですが、台湾式の英表記だとChan Chau Kuになって少しややこしいですが、直訳すると千巧谷のパン屋。

会社のHPによれば、

本公司創立於2003年,至今已過十年的時間,目前共有崙背、麥寮兩家店面及牛樂園牧場。我們位處於農產富饒的雲林縣;而店址崙背鄉更是典型的農業鄉鎮。這裡有全台第二大的酪農區,我們利用在地生乳製作成各式的烘焙製品及伴手禮,獲得顧客熱烈的迴響;也分別榮獲2011年、2013年及2014年雲林縣十大農產伴手禮的肯定!我們希望做出盡善盡美的糕點,將崙背在地的美味分享給大家!

適当に訳してみると。

弊社が2003年に創立されて以来10年以上経ち、現在崙背と麥寮の店舗及び牛樂園牧場を経営するに至りました。私たちは農業が盛んな雲林県、中でも典型的な農業地区である崙背にて営業しています。この地は台湾全土で2番目に酪農が盛んな土地であり、私たちは地産の牛乳を使ったベーカリー製品及び手土産を作り、お客様より熱烈な反響をいただいています。おかげさまで2011年、2013年及び2014年には雲林県の10大農産品手土産に選ばれました!私たちはこれからも美味しく完璧なベーカリー製品を提供し、皆様に崙背の美味しさをお届けいたします。

ということなので、地産地消の地元密着地場産業型ベーカリーという感じでしょうか。

行って見てわかったのですが、ただのベーカリーじゃありませんでした。テーマパーク的ベーカリーという言葉がぴったりな楽しいパン屋さんです。

これが千巧谷烘焙工場だ!

千巧谷が有る崙背は台湾の田舎です。そんな田舎の片道に突然現れるのがこちら。

遊園地のように入場門のようなものがありますが、もちろん入場無料です。

近づいてみると牛が侵入しようとしてます。

園内はちょっとした公園となっていて、ソフトクリームショップ有り、軽食コーナー有りでなかなかの充実ぶり。

軽食コーナーの入り口にはこんなオブジェ?も

牛樂園だけあって牛小屋まで有ります。子供達が「牛牛〜」と行って喜んでます。

牛の家@千巧谷

園内には池も有り・・・

大量の鯉が。多すぎ。

臭豆腐バーガーが有るメインの建物となるベーカリーでは各種パンやクッキー、お土産類が売られていてどれもなかなか美味しそう。

しかし、その中でも特に異彩を放つのがこれ。「臭豆腐堡:臭豆腐バーガー 35元」。

臭豆腐バーガーを試す!

台湾のソウルフードと呼ばれている臭豆腐をバーガーバンズの中に入れてしまった大胆さに脱帽です。付け合わせの甘酸っぱいキャベツの漬物ももちろんついてます。

本来の臭豆腐は肉を使わないベジタリアンOKな料理ですが、この臭豆腐バーガーはハムを使っているのでベジタリアンの人はご注意ください。

保存がきかないので「購入後は冷蔵庫にて保管して24時間以内にお召し上がりください。」と書かれています。

パッケージを開けてみると。

ハンバーガーバンズよりもふっくらとしたパンの間に収まっている臭豆腐,漬物、ハム&マヨネーズがこんにちは。

割とパッケージ写真の再現度も高いです。

いただいて見ましょう・・・・うん。臭豆腐。

冷蔵して有るためそれほど臭豆腐の匂いはしないのですが、口の中に広がるのは確かに臭豆腐のお味。これはこれで有りだと思います。

雲林にお越しの際は是非とも味わっていただきたいお味。

お店情報:

注意事項:現在口蹄疫等の影響で家畜を飼育している農場への立ち入りは控えるように言われています。牛舎の中へ立ち入ることはできませんが、旅行者は牛舎付近に近づかないようにした方が良いです。

住所:雲林縣崙背鄉羅厝村東興182-32號

HP/FB:千巧谷烘焙工場

電話:05-6969845

日本語対応:不可

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