マレーシアと言えば多民族国家ならではのマレー系、中国系、インド系など多くの民族からお互いに影響を受けたグルメが有名です。首都クアラルンプールはマレーシアグルメ天国の中心地と言い換えても過言ではないでしょう。
台湾人の奥さんとクアラルンプールに行ってみましたが「私、カレーとか辛いもの食べたくないし、華人の食べ物だけで良い」と言うご意見をいただいたため華人美食を調べ上げ食べ尽くしてきました。
1.何九海南茶店の雞腿
クアラルンプールの中華街中心から少し離れた場所にある人気店。各種メディアで紹介されているため中華系の観光客がこぞって集まってきます。
店頭で整理券を受け取ったらしばらく周囲を散策して戻ってくるとちょうど良い時間になりました。
新聞のような店の紹介&メニューを眺めて何を食べようか決めておきます。カヤトーストは外せないけど、他に日替わり定食もあるようです。
雞腿。
それ台湾でも食べられない?と思ってもメニュー写真をみた瞬間にこれ。セットのメニューに雞腿をトッピングすることもできて最高です。外はカリッと、適度な塩加減でジューシー。雞腿とはまさにこれだ!と言う雞腿でした。
何九海南茶店の情報
住所:1, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
FB: https://www.facebook.com/HoKowHainamKopitiam/
2.阿喜肉骨茶の排骨
マレーシアといえば肉骨茶(バクテー)。滞在中は毎日違う店の肉骨茶を食べ歩いていました。
店によっては肉の部位を選ぶことができます。全て入っている鍋と自分の好きな箇所を注文すれば良いでしょう。台湾人が大好きなのは骨付き肉!肉は骨がなければ肉では無いくらいの勢いで骨付き肉が好きなので排骨(あばら付近)を注文します。
朝からお年寄りが集まってお茶を飲みながらのんびり朝ごはんを食べています。朝の時間帯なら目当ての部分が売り切れることもなく食べられます。
阿喜肉骨茶の情報
住所:33A, Medan Imbi, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
FB: https://www.facebook.com/pages/Ah-Hei-Bak-Kut-Teh/
3.中華街の義欽豆花
最近日本でも有名になってきた中華圏の豆腐デザート。絹ごしどうふより柔らかい豆腐に甘いシロップを入れて食べます。
中華街を歩いていたらこの屋台を発見。大鍋に作ってある熱々の豆腐をさっとすくってシロップをかけ渡してくれます。この店のシロップには生姜が少し入っていて、冷房がきつすぎるマレーシアには最適かもしれません。
義欽豆花の情報
住所:49, Jalan Petaling, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
FB: https://www.facebook.com/pages/Kim-Soya-Bean/
4.阿榮哥の海南茶店
ICC Pudu マーケット内にはたくさんの食事ができる屋台が集まっています。マーケット入り口に店を構える阿榮哥の海南茶店は朝から多くのお客さんで賑わっています。
まず席に着くとメニューを持って来てくれるので、飲み物と食べ物を選び、注文品がテーブルまで届いた時点で支払いをします。
別の店で注文してもOK。テーブルの番号を言えば届けてくれます。
この店で面白かったのが、ゆで卵です。マレーシアやシンガポールでは半熟のゆで卵がコーヒーとトーストのお供なので、大抵はすでに茹でてある卵が提供されます。この店は容器に熱湯と卵が入った状態で運ばれてきて、好みの茹で時間で食べます。
カヤトーストと薏仁水+カラマンシーの飲み物も良い感じです。
隣の人が食べていた食べ物が気になって見ていたら一個くれました。
マレーシアのナシレマ(椰漿飯)だそうです。ココナツで炊いたご飯と辛味噌がバナナの皮で巻かれています。食べてた人はちょっと辛いだけ。甘くて美味しい。と言っていたのですが、超絶辛いです。辛味噌をよけて食べても汗が吹き出る辛さ。辛さを通り越して苦い痛い。
阿榮哥海南茶店の情報
住所:G85, ICC Pudu, Jalan 1/77C, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, マレーシア
HP: https://ahwengkoh.com/location-operations-hour/
5.ジャランアローの水果店
ジャランアローはクアラルンプールで有名な大きな屋台街です。バリバリの観光地なのですが、その入り口にある果物店はぼったくりで有名な某士林夜市とは違って、良心的な価格で店主も親切でした。
果物とアイスクリームとドリアンの店が一緒に商売をしている場所で購入した果物の全てが美味しかったです。店員さんに選んでもらう場合は必ず華人にお願いした方が良いです。果物を選ぶ真剣さが違います。
台湾では検疫の関係でなかなか入ってこないマンゴスチン(山竹)もここではお安くいただけます。ランブータンも食べ頃が盛りだくさん。
華人の店員さんに選んでもらった果物は皆食べごろで、痛んでいるものもありませんでした。一方別の店員さんが選んだものは結構いい加減に選んでいたのか、あまり良く無い物も混ざっていました。
ジャランアローの水果店の情報
住所:(この近く) 84, Jalan Alor, Bukit Bintang, 50200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
まとめ
マレーシアは各民族がそれぞれの文化で暮らしているので、もし華人系の生活をしようとしたら全てを華人文化で揃えることができます。日本の中華街のように中華系の人が集まって暮らしている場所とは少し様子が違っていました。
マレーシア旅行の際には華人縛りで一日過ごしてみるのも面白いと思います。
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